同じ不良を、別の担当者が繰り返すのを止める。

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同じ不良を、別の担当者が繰り返すのを止める。

対処の記録を次の担当者へ届ける、品質不良の再発防止サービスです。

現在、最も具体的にご提供できる例は、製造業における品質不良の再発防止です。

不良や手直しが減らない。調査報告に時間がかかる。ベテランが退職した後、同じトラブルが再発する。

繰り返しが起きる理由

原因は、不良票がないことではありません。前回の対処と判断の理由が、次の担当者が使える形で残っていないことにあります。原因、対策、採用・見送りの理由が文書ごとに分散しているため、担当者が変わるたびに、同じ不良をゼロから調べ直すことになります。

変えたいのは、ここです

前任者が去っても、なぜその判断をしたかが次の担当者に届いている。それが変えたい状態です。

お届けするもの

週に最大3件、確認用の下書きをお届けします。確認するのは、品質責任者または工場長です。

  1. 品番
  2. 今回の不良の内容
  3. 前回の対処
  4. 「使う」「直す」「使わない」「見送り」の記入欄
  5. 判断の理由

「使わない」は、今回この下書きを判断に用いないことを意味します。同じ内容の下書きを再度お届けすることはありません。「見送り」は、今は動かないものの、後日あらためて検討することを意味します。

既存の不良票と日報を起点とし、下書きの作成は当社が行います。新しい入力画面や帳票の追加を、導入の前提にはしません。必要な場合も、既存帳票の最小限の整理から始めます。なお、下書きを修正なしでそのままお使いいただけることを保証するものではありません。

確認用の下書き見本(BR-440外径不良)

誰が決めるか

「使う」「直す」「使わない」「見送り」のいずれかを記入するのは、品質責任者または工場長です。当社がお出しするのは、確認用の下書きまでです。現場の皆様は、これまでどおりの権限で業務を進めていただけます。

現場で変わること

次に同じ種類の不良が発生したとき、前回の判断理由を読んだうえで判断できます。記録された理由により、次の担当者がゼロから調べ直す負担を減らします。

ご確認いただきたいこと

具体例と見本

以下は架空の事例であり、実在の企業とは関係ありません。品番BR-440で、外径不良が3週連続で発生しました。担当者が交代していたため、前回実施した治具摩耗への対処が参照されませんでした。手直しにかかった時間は、週におよそ12時間です(この数値は、削減効果をお約束するものではありません)。品質部長の山田氏は、届いた下書きを「全数再測定は現行ロットのみ、恒久的な改訂は来月の会議で決定」と修正したうえで採用しました。使うか見送るかを記入するのも、現場での開始日を決めるのも、品質部長です。

お届けする1通の見本は、このページに全文を掲載しています。確認用の下書きの記入欄もご覧いただけます。


【確認用の下書き・見本】 2026年10月第4週

広島製作所 品質部長 山田様

お疲れさまです。今週の確認用の下書きをお届けします。

品番:BR-440(フランジ付きシャフト)

今回の不良の内容

2026年10月21日(水)の最終検査で、外径寸法が規格上限を超える品が3個確認されました(規格:φ32.0±0.05mm、実測値:φ32.07〜32.09mm)。同ロット(L2610-12)は出荷前に全数再検査を実施しています。

前回の対処(2026年9月30日、担当:鈴木)

同一品番の外径超過に対して、旋削工程の加工条件を一時調整しました(送り速度を5%低減)。その後2週間は規格内に収まっていましたが、今週また発生しました。前回の判断理由:「治具の摩耗が主因と判断。恒久対策は来月の設備点検に含める。」

記入欄

今回の対処について、次のいずれかをご記入ください。

□ 採用(前回と同様に、旋削条件を一時調整する)
□ 修正して採用 → 修正内容:_______________
□ 見送り
□ 期限付きの保留 → 期限と理由:_______________

見送りの場合の理由(翌週以降の参照のためにご記入ください)
_______________________________________________

記入期限:2026年10月28日(火)正午


診断で確認すること

診断では、手直し、廃棄、クレーム、品質起因の特急対応による損失を、確度を付けたうえで年額に換算します。これにより、損失の年額と判断の周期を比較できる状態にします。翌年にどれだけ削減できるかは、現場での実行状況や市況にも左右されるため、削減効果の数値は保証いたしかねます。

対象となる企業

広島・福山近郊で金属加工または部品製造を営み、不良票と日報が残っている企業が対象です。想定しているのは、担当者が変わった週に、同じ不良を調べ直しているような状況です。導入後は、届いた1通を確認してから判断していただく形に変わります。全面的なシステムの入れ替えから始めることはありません。また、数値の改善を保証するものではありません。

データの取り扱い

帳票、判断の履歴、およびその内容は、すべてお客様に帰属します。ご契約の終了後も、作成した表はお持ち帰りいただけます。対象確認のお申し込みの段階で、実際のファイルをお預かりすることはありません。

同様の繰り返しは、クレーム対応や監査での指摘事項にも見られます。

製造図面や保全手順を社外の生成AIに出せない場合の詰まり方は、別のページで案内しています。

機密データを外に出さず、仕事を進める →

次のステップ

対象となることが確認できた場合は、3週間の有料診断をご案内します。費用は、ご案内の際にお示しします。